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訪れたのは、山口市のバリアフリー推進コンサルタント、石川大輔さん(35)、ミカさん(34)。大輔さんは先天性の筋ジストロフィーで、ミカさんは通勤途中の転落事故が原因で、車いす生活を余儀なくされている。
ミカさんは昨年八月、車いす生活の体験をつづったエッセー「車いすのリアル」を出版。本を取り上げた新聞記事を六年生の児童がたまたま目にし、電子メールで感想を送ったことがきっかけで、石川さん夫妻と交流するようになった。
「みんなに会いたい」という石川さん夫妻のたっての希望で、この日の訪問が実現した。六年生が実行委員会をつくって交流会を企画し、夫妻を温かく出迎えた。
風船を使ったバレーボールなどを楽しんだ後、夫妻は特殊な道具を見せながら、日ごろの生活の様子などを紹介した。大輔さんは「みんな一人ひとり違うことを知ってほしい」、ミカさんは「困っている人を見たら、助けられる人になってください」と話した。
実行委員長を務めた六年生の出口優香さん(12)と加藤まいこさん(12)は「自分から進んで障害者に手を差し伸べられるようになりたい」と誓っていた。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/mie/20040205/lcl_____mie_____009.shtml