2004年02月04日(水) 20時23分

インターネットの競売で代金詐取の疑い　鳥取市の男性ら被害　／鳥取（毎日新聞）

　インターネット上で商品を売買するオークションでデジタルカメラやパソコンなどを販売するように装い、鳥取市の会社員の男性（３５）ら５人から代金をだまし取った詐欺の疑いで鳥取署は３日、福島県川俣町小作、元小学校事務職員、齋藤幸一容疑者（３０）を逮捕した。　調べでは、齋藤容疑者は昨年１０月中旬から１２月初旬までにオークションサイト（ヤフー）の電子掲示板にパソコンなどを出品し、代金先払いに見せかけて落札者に現金を齋藤容疑者名義の指定口座へ振り込ませていた。５人の被害総額は９３万３２７０円。　鳥取市内の会社員の男性は、プリンター代３万円を振り込んだが、商品が届かなかったため、昨年１２月、被害届を出していた。余罪は北海道から九州まで百数十件、総額１０００万円を超えるとみられる。　齋籐容疑者は１月９日に福島県教委から停職１２カ月の処分を受け、退職していた。　【松本杏】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040204-00000004-mai-l31