2004年02月04日(水) 14時03分
スーパーも書類送検=「宮崎牛」偽装、恒常的か−長崎(時事通信)
長崎県大村市のスーパー「かとりストアー」(鹿取進社長)が、米国産牛肉を「宮崎産」と偽って販売した事件で、県警生活保安課などは4日、従業員に対する管理・監督体制の不備が認められるとして、不正競争防止法違反の疑いで法人としての同社を書類送検した。
事件では同法違反(原産地偽装販売)の疑いで同ストア精肉部の統括責任者(39)らが逮捕されている。
同責任者は調べに対し、昨年7月ごろから国産牛約1トンを「宮崎産」に偽装していたと供述。同課は、米国のBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)が問題となる前から、偽装表示が恒常的に行われていた可能性もあるとみている。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040204-00000832-jij-soci