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埼玉県内で昨年10月、消費者金融の無人型店舗に爆発物が仕掛けられた窃盗未遂事件で、埼玉県警捜査3課などは4日、別の窃盗事件で逮捕、起訴された無職の男2人を爆発物取締罰則違反(使用)と窃盗未遂、建造物損壊などの疑いで再逮捕した。
再逮捕されたのは、同県鶴ケ島市富士見5丁目、無職飯島章(26)、さいたま市見沼区東大宮6丁目、無職吉満大介(22)の両容疑者。
調べでは、2人は昨年10月23日午前1時半ごろ、同県春日部市南栄町の消費者金融「武富士」の無人型店舗で、さらに同25日午前4時10分ごろ、同県杉戸町杉戸1丁目の消費者金融「アイフル」の無人型店舗で、それぞれペットボトルなどに詰めた爆発物を爆破、現金自動出入機(ATM)内の現金を盗もうとした疑い。2人はそれぞれ数十万円の借金があり、「金が欲しくてやった」と容疑を認めている。爆発物はアセトン化合物とみられている。
同県内では同月30日に狭山、川越両市の消費者金融無人型店舗でも爆発物が見つかっており、2人はこれらに関与したことを認めているという。
2人は昨年9月に千葉県船橋市内の写真店から現金100万円と指輪など約310万円相当を盗んだとして先月、埼玉県警春日部署に逮捕された。
吉満容疑者の自宅からは爆発物の材料に使ったとみられる化学物質などが見つかっている。2人はインターネット上のホームページでアセトン化合物を使った爆発物の製造方法を知ったと供述しているという。(02/04 11:26)