2004年02月02日(月) 09時01分
米SCOへの攻撃を開始=新種ウイルス「マイドゥーム」(時事通信)
【シリコンバレー1日時事】米ソフトウエア会社SCOグループは1日、同社のホームページが新種のコンピューターウイルス「マイドゥーム」に感染した世界中の何十万台ものパソコンから攻撃を受けていることを明らかにした。容量を超える接続要求が送り付けられ、ホームページは利用不能になったとしている。
過去最悪のペースで拡大したともされるマイドゥームに感染したパソコンは、1日以降12日まで、SCOのホームページ(www.sco.com)に対し一斉に接続要求を繰り返す。インターネットのシステム全体に過大な負荷が掛かることが懸念されているが、これまでのところ、SCO以外では目立った影響は出ていないもよう。
一方、亜種である「マイドゥームB」に感染したパソコンは、3日になると、米マイクロソフトのホームページ(www.microsoft.com)に対しても攻撃を開始する。同社は、昨年夏のウイルス「ブラスター」で同様な攻撃の対象とされたが、インターネットアドレス削除などの対策で攻撃を回避している。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040202-00000304-jij-bus_all