2004年01月31日(土) 00時00分
児童・生徒宅に不審電話−武雄市内(朝日新聞・)
武雄市教委は29日、市内の児童、生徒の自宅に、教材販売が目的とみられる脅迫めいた不審電話が相次いでいるとして、市内の小中学校計11校に、父母らに注意を呼びかけるよう連絡した。
市教委によると、不審電話は27〜29日、若木、西川登、東川登、御船が丘の4小学校の2年生宅に計13件、武雄北中学校の1、3年生宅に計3件かかった。その3件には小学2年生の弟妹がいるという。全16件のうち7件は28日夜、若木小の児童宅に集中した。
電話は最初は女性の声で、途中で男性に代わる場合と、男性だけのケースがあった。架空の氏名で、「教委」「教務課」「担任」などとウソの所属を名乗り、「教材について話がある」「息子さんの成績が悪いので訪問したい」などと持ち掛けてきた。父母らが応対を渋ったり断ったりすると「息子さんが、どんなになってもよかとですか」「6人ぐらいで押し掛ける」などと脅すような口調に変わったという。
今のところ、実際に売りつけられたり危害を受けたりの被害はない。
電話が集中した若木小では、武雄署に通報するとともに、29、30日の登校時に教諭らが校区内を巡回し、集団で下校させた。市教委は関係校区の町内有線放送でも注意を呼びかけた。
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http://mytown.asahi.com/saga/news02.asp?kiji=2184
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