2004年01月31日(土) 17時18分
生活保護の支給要件厳しい 多重債務者問題で集会(共同通信)
弁護士や司法書士、消費生活相談員らでつくる「行政の多重債務者対策を充実させる全国会議」(事務局・京都府宇治市)が31日、東京都内で集会を開き、支給要件が厳しいため生活保護などが受けられず、多重債務者やホームレスになってしまうケースがあることが報告された。
集会には約200人が参加。都内でホームレスの相談活動をしている司法書士が「いろいろと条件のある生活保護より、簡単に借りられる消費者金融で借金して行き詰まり、ホームレスになる人が少なくない」と発言。
多重債務からマンションを追い出された男性は役所で「居住地が定まらないと生活保護を受けられない」と言われ、数年間の路上生活を余儀なくされた体験を話した。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040131-00000105-kyodo-soci