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北海道警は３０日、札幌市北区の女性宅から預金通帳や現金を盗んだとして昨年１１月２６日に盗みの疑いで逮捕した札幌市の４０代の無職男性が誤認逮捕だったと発表した。道警は男性を１２月４日に釈放し、別の窃盗事件で逮捕した住所不定、無職横山豊容疑者（４４）を北区の事件の被疑者として３０日に書類送検した。
事件は昨年１０月２２日に起きた。女性宅に空き巣が入り、１万４０００円入りの財布や預金通帳、キャッシュカードが盗まれ、その後、カードで現金５７万円が引き出されるなどしていた。
道警刑事企画課によると、金融機関の防犯カメラに映った映像を解析したところ、姿がよく似ていたことから男性が浮上。知人に確認してもらったところ「まちがいない」との証言が得られ、男性にアリバイがなかったことなどから、逮捕したという。男性は一貫して否認。物証はなかった。道警は「まことに遺憾であり、重く受け止めるとともに、男性をはじめ関係者の皆さまに心からおわび申し上げます」としている。(01/30 13:46)