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各地の高校が大学入試の合否など生徒の個人情報を予備校に提供していた問題で、埼玉県の県立高校でも20校が情報の提供をしていたことが29日、同県教委の調査でわかった。いずれも生徒に無断だった。少なくとも11校が図書券などの謝礼を受け取り、進路指導のための雑誌や問題集を買っていたという。
県教委が同日、県立高155校の校長か教頭に電話で尋ねた。
県教委によると、20校がデータを提供していたのは大手予備校の代々木ゼミナール、河合塾、駿台予備学校など。情報の提供先は高校によって異なるが、1校で4カ所の予備校に提供しているところもあった。
予備校から模擬試験を受けた生徒の名前と志望校の一覧が高校に送られ、高校は、生徒が受験した大学と合否について印をつけて送り返すケースが多かったという。1校当たりの謝礼は、5000円から1万円分の図書券がほとんどだったという。
(01/30 07:46)