2004年01月27日(火) 00時00分
無断で予備校に合否情報 滋賀の県立高に是正指導 (中日新聞)
滋賀県立八日市高校(高橋健四郎校長)が、卒業生の氏名や受験大学、合否結果を本人に無断で河合塾、代々木ゼミナールなどの大手予備校3社に提供していたことが26日、分かった。同校は合否結果1件当たり10−30円を手数料として受け取っていた。
県教育委員会は、他校でも同様のケースがある可能性もあるとみて、すべての県立高に対し、情報提供では本人の同意を得ることや金などを受け取らないよう指導した。滋賀県弁護士会が人権侵害に当たるとして申し入れていた。
県教委などによると、情報は予備校が作成する進路指導用のデータ集に使われ、八日市高校では少なくとも数年前から提供されていたとみられる。手数料は過去の入試問題集の購入に充てていたという。
http://www.chunichi.co.jp/00/detail/20040127/fls_____detail__001.shtml