2004年01月26日(月) 07時01分
「外部の声聞きます」商標権審査で特許庁が有識者懇(日経新聞)
特許庁は商品やサービスの名前に関する知的財産権である商標権の審査で、外部の有識者から意見を聞く制度を導入する。商標の審査基準は「公序良俗に反しないもの」など社会通念に依存する面があり、「審査官の判断だけではあいまい」との批判に応える。28日に最初の「商標有識者懇談会」を開き、今後も年に数回意見を聞く。
懇談会には国立国語研究所の甲斐睦朗所長や歌人の佐佐木幸綱氏、アサヒビールの瀬戸雄三相談役らが出席。特許庁は実際の出願案件や、第三者が登録済みの商標に対して異議申し立てをしている具体的な案件の中から必要と判断したものに関して懇談会の意見を聞き、参考にする。(07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040126AT1F2500825012004.html