2004年01月26日(月) 07時01分
公務員のリストラ停滞懸念(日経新聞)
公務員削減など政府のリストラの停滞感が際立ってきた。省庁の垣根を超えた国家公務員の2004年度の配置転換は前年度の半分以下にとどまることが判明。国家公務員定員の純減ペースは年々鈍っており、スリム化を急ぐ民間企業との落差が鮮明だ。特殊法人を含め監視体制の不備も目立つ。政府は本格的な増税論議に入る構えだが、国民に負担を求める前に取り組む課題が山積している。
米や麦の買い入れ・保管などを手がける食糧事務所の職員(主要食糧業務部門)の配置転換計画は2004年度が20人程度で、計画初年度の2003年度の53人から3分の一近くに減る。(07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040126AT1F2500925012004.html