2004年01月25日(日) 00時00分
オレオレ詐欺 先月から減少(朝日新聞・)
子供や孫を装ってお年寄りなどから金をだまし取る「オレオレ詐欺」の県内の被害件数が昨年12月から減少に転じている。県警は、県内の銀行などで被害が相次いだ昨夏以降、注意を呼びかけたことが「功を奏したのではないか」と分析している。一方で、警察官や弁護士を装う新手の手口も出ており、引き続き警戒している。
捜査2課のまとめでは、昨年の被害届の件数は、お金を振り込んでしまったものと、未然に防いだものを合わせて152件。春から増え始め、11月に44件とピークになったが、12月は14件と減った。1月は、さらに下回るペースだという。
手口は親族を装うケースが大半だが、昨年後半から警察官を装い「示談金を支払えば大丈夫」などと電話してだますケースが8件(既遂)起きているという。12月には弁護士を名乗って数万円をだまし取った被害も下越地方であった。
佐渡島で今月初め、郵便局から郵便貯金口座への振り込みを指示する被害が8件発生。日本郵政公社信越支社によると、うち5件が既遂で被害総額は1330万円。比較的警戒が薄かった郵便局を利用させる犯行とみられ、支社は各郵便局に注意を呼びかけるポスターを張るよう指示した。
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http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5507
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