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2004年01月24日(土) 00時00分

ネットで申請受け付け/北九州市が実証実験朝日新聞・

05年度稼動目標

 北九州市は、市民がパソコンから各種の申請や届け出をするシステムの実証実験を始めた。市職員による出前講演や施設利用などの申請を市のホームページで試験的に受け付けるほか、「模擬申請」として、住民票の写しの交付などの申請の疑似体験をしてもらう。実験に参加した市民からアンケートを取ってさらに検討を続け、05年度の稼働を目指す。

 市情報政策課によると、試験で実際に申し込みできるのは、出前講演の申し込みのほか、男女共同参画センター「ムーブ」の利用、自然史・歴史博物館(いのちのたび博物館)の団体見学申し込みなど7種類。

 模擬申請の対象は、住民票、戸籍謄本、印鑑登録証明書や市税証明の交付、水道や保育所の申し込みなど17項目。

 将来、電子申請システムが本格稼働し始めると、(1)市民がパソコンで必要な内容を入力(2)データを送信(3)市の担当課が審査結果を電子メールで申請者に送付(4)住民票の写しなどを郵送か窓口で受け取る——という流れになる。市役所に行かずに24時間、365日いつでも申請でき、窓口で待つ必要もなくなる。

 一方で、他人の名を使うなど申請が悪用される心配があり、申請者本人かどうか厳密に確認する必要がある。

 今月29日から公的個人認証制度が始まり、都道府県が電子証明書を発行することから、市は同証明書を利用するなどの本人確認方法を検討する。

 さらに今後、窓口での申し込みと手数料を同額にするかどうかといった運用面も詰め、05年度の電子申請システムの稼働を目指す。

 実験は3月1日の午前中まで。市のホームページ <http://www.city.kitakyushu.jp/> から、「電子申請システム実証実験の参加者募集」を選ぶと専用ページに進める。(1/24)

http://mytown.asahi.com/fukuoka/news02.asp?kiji=5835