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インターネットなどを通じて売買される口座は「おれおれ詐欺」や「ヤミ金融」などで使われることが多いが、警視庁によると、売却目的の口座開設で逮捕されたケースは異例という。
調べでは、小林容疑者らは、昨年十一月、孫の男性(20)を装って仙台市の無職女性(82)に電話で「友人の保証人になった」などとうそをつき、口座に四十万円を振り込ませようとした疑い。女性が詐欺に気づき、未遂に終わった。
この口座は、売却目的で高田容疑者らの名義で開設。口座の通帳などは高田容疑者がネットを通じ売却、転売された後、小林容疑者に売られた。
一方、同様に売却目的で口座を開設したとして、警視庁目黒署は二十二日までに、詐欺容疑で、目黒区上目黒三、主婦宮下ゆかり容疑者(38)を逮捕した。
宮下容疑者は「小遣い稼ぎのためネットを通じ一口座五千円で十口座売った」と供述。うち一口座が兵庫県で昨年十二月に起きた「おれおれ詐欺」未遂事件で使われたことが分かり、同署で調べている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040123/mng_____sya_____009.shtml