2004年01月23日(金) 07時00分

マツキヨ、ＴＶ電話での医薬品販売参入当面見送り（日経新聞）

　マツモトキヨシは22日、深夜・早朝のテレビ電話を使った医薬品販売の参入を当面見送る方針を決めた。厚生労働省の有識者会議が同日まとめた規制緩和の最終報告では「運営条件が厳しく採算が合わない」（松本南海雄社長）ため。当初は全600店規模で深夜営業を始める計画だったが、一転して白紙に戻す。（社会面参照）

　同社は4月から東京・渋谷などの都心店でテレビ電話を使った深夜営業を始め、順次全国に広げる計画だった。ただ、規制緩和の最終報告は薬剤師が常駐するセンターは店舗と同一都道府県に設置することを求め、常駐する薬剤師の勤務条件も細かく規定しており、採算が合わないと判断した。導入しても数店舗の試験運営にとどめる。(07:00)

http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040123AT1D2207A22012004.html