2004年01月23日(金) 14時41分

ネットで本人確認→行政手続き簡単に…個人認証を開始（読売新聞）

　政府は２３日午前の閣議で、インターネットを利用した行政手続きのため、署名やなつ印に代わって、申請者の本人確認をネット上で行う「公的個人認証サービス」の運用を２９日から始めることを決めた。

　同サービスはネット上での「成りすまし」や「改ざん」などを防止するのが目的だ。これにより、従来役所の窓口まで行かなければならなかった税金の申告やパスポートの申請などの手続きは、国や自治体の受け入れ態勢が整えば、自宅のパソコンからも可能となる。

　２９日から、全国の市町村窓口では、公的個人認証サービス利用に必要な「電子証明書」の申請・発行が始まる。電子証明書は、住民基本台帳カード（住基カード）などのＩＣカードに登録され、市販のカード読みとり機に読み込ませることで、本人確認が可能となる。（読売新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040123-00000407-yom-soci