2004年01月22日(木) 13時02分
薬剤師巡回など条件=深夜の薬TV販売認める−省令改正へ・厚生労働省(時事通信)
深夜・早朝の医薬品販売について検討してきた厚生労働省の有識者会議(座長・内山充日本薬剤師研修センター理事長)は22日、店舗にいない薬剤師がテレビ電話で応対する販売法を認める報告書をまとめた。容認の条件として、薬剤師が毎晩1回以上店舗を巡回するか店員の業務報告を受けるなど、12項目の要件を付けた。
病院用から薬局などで買える一般用に切り替わった「指定医薬品」については、作用が強く慎重な使用が求められるため、TV電話販売の対象外とした。報告を受けて厚労省は、薬事法の省令を改正し、薬剤師常駐の原則を改めて明確化した上で、来年度からTV電話販売を条件付きで解禁する。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040122-00000156-jij-soci