悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
日本郵政公社は20日、ゆうパックが無料になる「ゆうパックシール」が偽造され、インターネットオークションで販売されていた、と発表した。
シールは、郵便局の窓口でゆうパック1個に付き1枚交付され、10枚たまると、全国どこにでも、ゆうパック1個を無料で送れる。北海道—沖縄間で利用すると、最高2940円が無料になる。
公社によると、昨年12月15日、シール10枚が張られたカード38枚を大手ネットオークションサイトで購入した男性が、近畿管内の郵便局に、「本物かどうか確認してもらいたい」と持ち込んだ。鑑定の結果、偽物と判明し、その後の調査で、北海道、東北、関東、信越、近畿の5管内の郵便局で、計1850枚の偽造シールが見つかった。
公社は公記号偽造の疑いで調べを進めるとともに、偽造シールが売買されたサイトの運営者に出品の削除を要請。一部はすでに削除されたが、このシールは人気が高く、まだ相当数が販売されているという。公社では、「偽物は素人目にはわからないほど精巧。ネットで購入するときは十分気を付けてほしい」と注意をうながしている。
(01/20 23:54)