2004年01月21日(水) 00時00分
不正ソフト大量販売、追送検へ(朝日新聞・)
パソコンソフトを不正にコピーし、インターネットオークション(競売)で販売したとされる事件で、長野中央署と県警生活安全部は21日にも、著作権法違反容疑で逮捕した東京都練馬区、無職洲鎌秀男容疑者(32)と渋谷区、無職田中雄一容疑者(32)=ともに公判中=を組織犯罪処罰法違反(犯罪収益の隠匿)の疑いで長野地検に追送検する方針を固めた。
調べでは、洲鎌容疑者ら2人は02年8月〜03年11月、複製したCDをネット競売で大量販売。不法に得た利益計約3400万円を計約6100回にわたり五つの口座に振り込ませて、犯罪収益を隠した疑い。
口座は架空口座のほか、第三者の実名口座が含まれていた。2人は「口座売ります」などと、ネット上で売られていた口座を3万円で買ったという。調べに対し、実名口座の名義人である東京都内の20代の女性は繁華街で、見知らぬ男から「30口座10万円で売って欲しい」と持ちかけられ、24口座を都内の複数の銀行に開設したという。
また同署などは20日までに、元勤務先の家電量販店のレシートなどの個人情報を渡したとして、神奈川県相模原市の無職男性(25)を電磁的記録不正作出の疑いで同地検に書類送検した。
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http://mytown.asahi.com/nagano/news02.asp?kiji=3951
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