2004年01月21日(水) 00時00分
4月にANA便に統一へ 全日空、JALと対決 (東京新聞)
全日本空輸が、子会社のエアーニッポンがローカル路線を中心に運航している「ANK」便などグループの運航便名を、4月からすべて「ANA」便に統一する方針を固めたことが、20日分かった。
国土交通省の規制緩和に伴う措置。日本航空グループも同様に経営統合の仕上げとして「JAS」便を「JAL」便に一本化することを決めており、今春以降、国内の空はANA、JAL両ブランドの真っ向対決の構図となりそうだ。
全日空グループは、本体によるANAに加えて、ANKや小型機で運航しているエアーニッポンネットワークの「A−net」の便名を併せて使っている。
同社が2002年に打ち出した中期経営戦略では「ブランド統一」することを決め、グループ会社が運航してもANA便を付ける手法を活用して順次一本化を進めてきた。
しかし同じ航空機種を所有しない限り、同じ便名を付けられないとの規制がネックとなり完全統一は先送りになっていた。国交省がこの規制を緩和することで実現が可能になった。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/detail/20040121/fls_____detail__001.shtml