2004年01月20日(火) 21時30分
原料に牛背骨を使用?米国から健康食品573tも(読売新聞)
米国でBSE(牛海綿状脳症=狂牛病)の感染牛が見つかった問題で、昨年1月以降に米国から輸入された牛肉加工品の中に、背骨を原材料に使った恐れのあるカプセル入りの健康食品が604件、計573トン輸入されていたことが、厚生労働省の調査で分かった。
同省はすでに健康食品の輸入業者に販売自粛を指導している。
背骨内には、BSEの病原体とされる異常プリオンが蓄積するが、骨から除去することが困難なため、今年2月から発生国の牛に限って、背骨そのものの販売・加工が禁止される。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040120-00000012-yom-soci