2004年01月20日(火) 20時03分
ゆうパックシールを偽造=全国で1850枚確認−ネットで出回る・郵政公社(時事通信)
日本郵政公社は20日、小包郵便物を出した場合にもらえる「ゆうパックシール」が偽造され、ネットオークションなどで出回っている可能性があるとして、注意を呼び掛けた。同公社監査部門が、公記号偽造の疑いで調べている。
同シール(1.4センチ四方)は、小包1個につき1枚がもらえ、台紙(ゆうパックカード)に10枚たまると小包1個の送料が無料になる。
公社によると、昨年12月15日、ネットオークションでシール380枚を購入した男性から「本物かどうか確認してもらいたい」と近畿支社に申し出があり、同公社の近畿監査本部が調べたところ、偽造が判明。これら380枚のシールが張られていた38枚のゆうパックカードについても、偽造の可能性が高いという。
偽造シールは、本物と見分けがつきにくく、近畿支社に加え北海道、東北、関東、信越の計5支社でこれまでに計1850枚見つかっている。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040120-00000820-jij-soci