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日本航空システム(JALグループ)は20日から、国内線と国際線の航空券を合わせて1万人にプレゼントする大規模なキャンペーンを始める。4月の完全統合で日本航空と日本エアシステムの便名を統一し、「新生JAL」が誕生するのを記念したもので、搭乗者でなくても応募できる。プレゼント総額は約5億円と、日本の航空業界では過去最大規模となる。
賞品の航空券は往復で、4月1日〜6月30日(国際線は6月28日までに出発、国内線は黄金週間除く)の期間内ならどのJAL便にも使える。国際線が500組1000人、国内線が4500組9000人に当たる。国際線はハワイ・アメリカ、ヨーロッパなど6地域から希望目的地を選んで応募。国内線は全路線が対象だ。
これまでの主なキャンペーンは応募を搭乗者に限っていた。しかし、今回は新生JALをより広く知ってもらうため、乗らなくても応募できるようにした。はがきかネットで、20日から2月29日まで応募できる。詳細は20日午後1時から、http://www.jal.co.jp/10000/に掲載される。
JALグループは02年10月の経営統合時に、期間限定の割安「JJ回数券」を売り出すなどのキャンペーンを実施。ライバルの全日本空輸(ANA)も02年12月から03年3月まで、毎月1日に限って国内線全線を「1万円で1日乗り放題」とする企画などで対抗してきた。新生JALの動きで、大規模キャンペーン合戦が再燃する可能性もある。(01/19 06:55)