2004年01月19日(月) 10時20分
不健全図書の包装など答申 東京都、青少年条例改正へ(共同通信)
東京都の青少年健全育成条例改正に向け検討してきた都知事の諮問機関「青少年問題協議会」は19日、成人向けの図書の包装や、漫画喫茶やインターネットカフェ、カラオケボックスを深夜は18歳未満立ち入り禁止にすることなどを盛り込んだ提言を答申する。
都は答申を受け大幅な条例改正案を2月の都議会に提出する方針。
答申は、出版社側に、18歳未満禁止の成人向け図書を包装して出荷するよう自主規制を要望。都が不健全図書に指定した場合は販売店が包装するよう義務化する。図書の自販機には免許証などによる年齢識別装置の設置を義務付ける。有害な描写が一定割合含まれれば自動的に不健全図書に指定できる「包括指定」が導入されるかが焦点だったが、効果への疑問などから導入は見送られた。
また少女らが店内で客に直接下着を売る新手のブルセラショップへの対策として下着類の買い取りを禁止するよう提言。(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040119-00000043-kyodo-soci