悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
「おれおれ詐欺」を繰り返していたグループの少年(18)=詐欺罪で起訴=から現金を脅し取ったとして、警視庁は17日、岐阜県瑞穂市野白新田、山口組系暴力団組員の真庭大樹容疑者(26)ら2人を恐喝容疑で逮捕した、と発表した。
捜査2課の調べでは、2人は無職北岡力被告(23)=詐欺と恐喝罪で起訴=ら4人と共謀して、真庭容疑者を詐欺被害者の親族に仕立て、おれおれ詐欺をしていた東京都新宿区に住む少年から金を脅し取ろうと計画。昨年9月、「おれの身内のおばあちゃんから200万円をだまし取っただろう。指を落とすぞ」などと因縁をつけ、約510万円を脅し取った疑い。
北岡被告ら4人と少年は警視庁が昨年11月に摘発したおれおれ詐欺グループのメンバー。少年は高齢者に電話をかけてだまし、リーダー格の北岡被告の銀行口座に振り込むよう指示していた。
捜査でこの口座が見つかり、約100万円を残したまま凍結されたことに北岡被告が怒り、少年を脅そうと計画。仲間の知人の真庭容疑者らに恐喝を依頼したという。
このグループは都内の主婦ら三十数人から計5000万円以上をだまし取っていたとみられる。
(01/18 00:27)