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同社は「ごく微量で人体に影響はない」として販売を続行する一方、「消費者に不快感を与えないよう、下請けの製造会社に改善を求めている」と説明している。
同社によるとミスター肉まんは昨年11月発売で、これまでに全国で約260万個売れた。
昨年11月から12月にかけて、全国13店舗で、販売前の肉まん25個の表面に、青緑色の1−2ミリの斑点があるのを店の関係者が見つけた。また熊本県と神奈川県の店で肉まんを食べようとした客3人から「カビのようなものが付いている」と苦情があった。
検査機関で調べたところ、カビではなく銅の微粒子と判明。異常のあった肉まん1個当たりの検出量は、大人1人が1日に摂取する許容限度の約0.06%だった。
いずれも愛媛県川之江市の食品会社が製造。銅製パイプを使った冷凍装置内に浮遊する銅の微粒子が肉まんに付着し、店舗で再加熱して保温するうち、斑点になったとみられるという。
ミスタードーナツの肉まんをめぐっては2002年5月、法定外の食品添加物を使用していたことが発覚。ダスキンの元専務らが食品衛生法違反の罪で罰金20万円の略式命令を受けた。
ZAKZAK 2004/01/16