悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
山口県阿東町の養鶏場の鶏が高病原性鳥インフルエンザで大量死した問題に関連し、農林水産省は１６日、食肉や流通、量販店など関係団体に対し、「山口県の鶏卵は扱っていません」などの不適切な表示や説明をしないよう通知したことを明らかにした。各都道府県にも連絡し、指導を徹底するよう求めた。
同省によると、鳥インフルエンザが確認された１２日以降、「山口県の卵は扱っていません」「山口県産以外の鶏肉です」などとした表示が相次いでいるという。店頭から山口県産を撤去するケースも起きている。ＢＳＥ（牛海綿状脳症）の発生時も同様の過剰反応、風評被害が広がったことから、同省は消費者に正確な情報を伝えるよう求めることにした。
同省は「卵や鶏肉を食べて人が感染した例は世界的に報告されていない」と、改めて冷静な対応を呼び掛けている。
(01/16 20:48)