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米司法省は15日、米マイクロソフトが同省の要求を受けて、基本ソフト(OS)「ウィンドウズXP」の修正に応じると発表した。同省は、マイクロソフトが和解内容に違反していると指摘していた。修正ソフトは今年2〜3月に、配布される見通し。
修正されるのは、XP上で、インターネットを経由して音楽を購入する機能。
利用者が同社製の「インターネット・エクスプローラー」(IE)以外のソフトを通常使うネット閲覧ソフトとして設定していても、音楽購入機能を利用しようとすると、IEが立ち上がって購入が誘導されていく仕組みになっていた。
マイクロソフトのドレイク広報担当は「当社が間違ったことをしていたとは考えていないが、修正には応じる」と説明している。司法省は声明で「理由が何であれ、修正がなされるのは喜ばしい」とした。
02年11月に裁判所が承認した司法省などと同社の間の和解では、ウィンドウズ上で、ネット閲覧ソフトなどについて、ライバル社のソフトを通常使うソフトとして設定できるようにマイクロソフトに求めていた。(01/16 16:48)