悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
規制緩和後に放置されていた古い交通標識に従って取り締まりが行われたとして、警視庁が昨年12月、54人分の交通違反を取り消していたことが14日わかった。
同庁交通部によると、古い交通標識が放置されていたのは東京都品川区西五反田7の都道200メートルと港区虎ノ門1〜2の区道250メートルの区間。西五反田は同2月、朝夕の駐停車禁止が終日駐車禁止に緩和、虎ノ門は同6月、夜間の駐車禁止が解除された。だが都公安委員会が変更決定をしてから9〜5カ月間、標識が更新されず、管轄の大崎、愛宕両署員が駐車違反を取り締まった。標識は通常、都公安委の決定後、工事入札を行い、2〜3カ月で更新されるが、入札の担当者が事務処理を誤ったという。
同部は担当者を厳重注意し、駐停車禁止の反則金1万8000円、駐車禁止の1万5000円をすでに納めた人に返還し、それぞれ3点、2点の違反点数を抹消した。【田中義宏】
[毎日新聞1月15日] ( 2004-01-15-00:22 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040115k0000m040145000c.html