2004年01月15日(木) 00時00分

本格普及から３年 ＡＤＳＬが１０００万回線突破 （東京新聞）

　ブロードバンド（高速大容量）通信ができるＡＤＳＬ（非対称デジタル加入者線）の加入数が、昨年十二月末に一千万回線を突破したことが十四日、総務省のまとめで分かった。前月末と比べ約三十六万一千回線増の約一千二十七万二千回線で、本格的に普及が始まってから約三年で大台を達成した。

　ＡＤＳＬは定額で常時接続できる上に、既存の電話回線を使うため設備工事費も少なくて済む。ソフトバンクグループやＮＴＴ東西地域会社などが参入し、競争激化で低価格化も進んだ。最大で毎秒四十メガビット台のサービスも登場し「超高速時代」に突入しているが、ＮＴＴはさらに高速の光ファイバー（ＦＴＴＨ）を売り込み、ブロードバンド市場を攻略する構えだ。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20040115/mng_____kei_____003.shtml