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青森県大鰐町蔵館川原田の会社員水木忠さん(65)方から出火し、水木さんの長女と孫4人の計5人が焼死した火事で、大鰐署は14日、1階居間兼台所で使用中の延長電気コードの差し込み口で発火するトラッキング現象が出火原因とほぼ断定した。
同署の調べによると、壁にあるコンセントに延長コードのプラグが差し込まれており、その延長コードの差し込み口には電気炊飯器や水槽などの電化製品のプラグが複数差し込まれていた。同署では電気炊飯器などのプラグの焼け方が激しいことから、延長コードの差し込み口とプラグ付近が火元と断定した。差し込み口には長い間プラグが差し込まれた状態になっており、この差し込み口と差し込まれていた電化製品のプラグにほこりやゴミがたまり、水分や湿気が入ったことでトラッキング現象が起こった可能性が高いと判断した。
同署では発火したプラグ付近にあった子供の衣類に引火した可能性もあるとみて、引き続き調べている。
この火事で消火活動をした弘前地区消防事務組合では「トラッキング現象を防ぐためには、1年に1度ほこりを取り除く掃除をしてほしい」と呼びかけている。