2004年01月14日(水) 19時14分
高速ネット接続のDSL、3年で1000万回線突破(読売新聞)
総務省は14日、高速のインターネット接続が可能なADSL(非対称デジタル加入者線)を中心としたDSL(デジタル加入者線)の利用者数が、昨年12月末時点で前月比3・5%増の1027万2052回線になったと発表した。2000年12月にADSLの商用サービスが本格的に始まってから、3年で1000万回線の大台を初めて突破した。
事業者別では、ソフトバンクBBが運営する最大手の「ヤフーBB」が369万4000回線、NTT東日本が209万7531回線、NTT西日本が167万6592回線の順となっている。
ADSLは、格安料金で音声通話ができるIP(インターネット・プロトコル)電話が利用できることなどから普及が進み、国内のブロードバンド(高速大容量通信)サービス利用者全体の4分の3を占める。顧客獲得競争が続いており、通信速度が最大で毎秒40メガ・ビットを超えるサービスも登場し、平均的な月額利用料は3000—4000円に低下している。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040114-00000111-yom-bus_all