2004年01月14日(水) 11時57分
「盗聴」で武富士と前会長に2億円の損害賠償提訴(読売新聞)
消費者金融最大手「武富士」(東京都新宿区)を巡る盗聴事件で、事務所の電話を盗聴されたフリージャーナリスト高尾昌司さん(57)が、「盗聴で表現の自由を踏みにじられた」などとして、同社と前会長の武井保雄被告(74)を相手取り、2億円の支払いを求める損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こしたことが、13日わかった。
訴状によると、高尾さんは2001年1—2月、武井被告に指示された同社元課長中川一博被告(43)らに、東京都港区内の事務所の電話を盗聴された。中川被告は盗聴した理由について、警視庁の調べなどに対し「武井被告の長男が香港での株取引で多額の損失を出したとする情報を取材しようとしたため」などと話している。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040114-00000201-yom-soci