2004年01月13日(火) 07時00分
博報堂、観光地のブランド力を評価(日経新聞)
博報堂は観光地のブランド力を評価、診断する手法を開発した。消費者が期待するイメージに対して観光地がどれだけ応えているか、などをきめ細かく調査してブランド力を評価。改善策も提案する。この手法で全国の有力観光地を評価したところ、京都が首位になった。
立教大学の溝尾良隆教授の協力を得て評価手法をまとめた。調査サンプルとなる消費者に、各観光地について「見たいものがあるか」「周囲の人の評判が良いか」「宿泊施設は快適か」など約15項目を聞く。消費者がどの項目を重視しているかの重み付けを加えることで、観光地が消費者の期待にどの程度応えているかを分析する。
第一回として首都圏の男女1000人に全国49の観光地をインターネットで調査した結果、京都が首位で二位以下は沖縄、札幌、神戸、富良野(北海道)の順となった。調査リポートは1万円前後で販売する。特定の観光地についての評価や改善提案にも応じる。(07:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20040113AT1D1000G12012004.html