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鳥インフルエンザが発生した問題で、厚生労働省は13日、医療機関に対し、感染が疑われる患者が現れた場合は、すぐに報告するよう求めた。さらに、感染対策を「Q&A」にまとめ、同省のホームページに掲載した。鳥から人間に感染する可能性は極めて低いが「封じ込めには初期対応が大切」と判断。都道府県とも連携して監視を強める。
坂口厚労相は13日の記者会見で「鳥インフルエンザの遺伝子が豚などを経由して、人にうつるウイルスに変わる可能性がある」と指摘。警戒態勢を取る考えを示した。
都道府県など76カ所の地方衛生研究所では、約500カ所の医療機関から集めたインフルエンザウイルスの型を調べており、今回問題となった「H5N1」型が見つかれば、すぐに対応するよう指示した。
一般向けには、鳥インフルエンザに関する「Q&A」を、国立感染症研究所のホームページに掲載した。海外での発生例や、鶏肉の安全性などを説明している。感染症情報管理室は「対策は念のため、人間に広がる可能性は低い。過度に心配しないでほしい」と話している。
(01/13 22:00)