2004年01月13日(火) 03時43分
NTT ドコモ、iモードで災害時の安否確認サービスを開始(japan.internet.com)
NTTドコモ および NTT ドコモグループ8社は2004年1月9日、iモードを利用した災害時の安否確認の方法として「iモード災害用伝言板サービス」の運用を2004年1月17日より開始する、と発表した。
今回提供を開始する iモード災害用伝言板サービスは、震度6弱以上の地震などの災害が発生した場合、iモード「iMenu」のトップページに「災害用伝言板」が追加され、災害が発生した地域を管轄しているドコモ各社の営業エリア全域、およびその周辺地域で iモードから安否情報の登録ができるもの。
安否情報の登録は「無事です」「被害があります」「自宅に居ます」「避難所に居ます」の4種類と、全角100文字以内のコメントが1台の携帯電話番号につき最大10件まで登録でき、登録から最大72時間保存される。
安否情報の確認は iモードや PHS、パソコンから確認可能で、災害用伝言板から確認したい相手の携帯電話番号入力することで、登録されたメッセージを閲覧することができる。安否情報の登録、および確認は、通信料のみで利用可能。
災害用伝言板は通常、災害時限定で提供されるサービスだが、災害が発生する以前の体験サービスとして2004年1月17日午前10時から2004年1月19日午後8時までと、2004年1月21日午前10時から2004年1月23日午後8時までの2回の期間中、体験利用が可能。
NTT ドコモおよび NTT ドコモグループ8社は、現状の音声通話とメールなどのパケット通信が一緒にコントロールされる仕組みのため、災害発生時の通信コントロールにより災害用伝言板の利用が困難になる点に関し、今後は音声通話とパケット通信を独立させて別々にコントロールする仕組みを作り、現状のものと併用することで災害用伝言板が利用できる確率の向上を図っていきたい、としている。
〇災害用伝言板体験サービス アクセス方法
※第1回 : 2004年1月17日 午前10時 〜 2004年1月19日 午後8時
第2回 : 2004年1月21日 午前10時 〜 2004年1月23日 午後8時
「iMenu」 → 「お知らせ&ヘルプ」 → 「災害用伝言版サービスについて」 → 「伝言板体験サービス」
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