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組合や府生活衛生課によると、組合は昨年六月中旬に採取した卵のうち出荷せず余った約五万個を保管していた。しかし、保管や破棄に経費がかかるため昨年十二月一日に品質を検査。通常十日前後の賞味期限は大幅に過ぎていたが、女性責任者は「問題ない」と判断し、大阪府や京都市など計十二店舗に出荷した。一部に「十二月二日採卵」という虚偽のラベルを付け、その他は「十二月十一日賞味期限」と表示したという。
ところが出荷直後から「においや味がおかしい」との苦情が消費者から保健所などに寄せられ、調べると半年前の卵だったことが分かった。
組合は昨年十二月十一日付で全国紙などに新聞広告を出して謝罪し、今年一月一日付で女性責任者を懲戒解雇。これまでに約一万個を回収した。十二店舗のうち十一店舗が同組合との取引を中止したという。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040112/mng_____sya_____011.shtml