2004年01月12日(月) 21時12分

＜鶏卵偽装＞厚労省と京都府が食品衛生法違反の疑いで調査へ（毎日新聞）

　京都府城陽市の山城養鶏生産組合（西田詔子代表理事）が、半年前の卵を日付を偽って出荷していた問題で、厚生労働省は１２日、食品衛生法違反の疑いで京都府と合同で調査に乗り出す方針を固めた。

　食品衛生法では、卵は賞味期限表示が義務付けられているが、採卵日表示については規定がない。卵から食中毒の原因菌が検出されなかったため、府は同組合に対して文書指導にとどめていた。しかし、同法には、公衆衛生に危害を及ぼす虚偽の表示を禁止する規定もあることから、違反しないかどうかを調査することになった。

　同組合は、昨年６月１９日に採取した約１０万個の卵のうち約５万個を冷蔵庫で保管。「１２月２日採卵、１１日賞味期限」のラベルを付け、１２月２日に出荷していた。【植田憲尚】（毎日新聞）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040113-00000063-mai-soci