2004年01月12日(月) 19時44分
京都の卵偽装、厚労省が食品衛生法違反容疑で調査へ(読売新聞)
京都府城陽市の山城養鶏生産組合が、半年前から冷蔵保存していた卵約5万個を出荷した問題で、厚生労働省は12日、「賞味期限」の表示に食品衛生法違反の疑いがあるとして、調査を始めることを決めた。
府の調査では、組合は、問題の卵を出荷する際、6月19日の採卵だったのに、一部に「12月2日採卵、賞味期限11日」などとラベル表示して出荷した。
食品衛生法では、採卵日の表示義務はないが、賞味期限の表示は義務付けられいる。同省は、問題の卵の賞味期限は、同法の食品表示の基準や虚偽表示の禁止の条項に違反する可能性があるとしている。
同省は、悪質性が認められた場合の告発も視野に入れ、調査するという。
この問題で、府は昨年12月、「違法性はない」として、品質管理の徹底などを文書で指導するだけにとどめており、同省は、府からも事情を聴く方針。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040112-00000411-yom-soci