2004年01月12日(月) 03時08分
卵の日付偽装、生産組合の農場長が冷蔵保存を了承(読売新聞)
京都府城陽市の山城養鶏生産組合が、半年前に採卵した卵約5万個の日付などを偽って出荷した問題で、組合のパック詰め担当者がこの卵を冷蔵保存する際、実質的な組合ナンバー2の立場にある農場長の了承を得ていたことが11日、わかった。
賞味期限が2週間程度と短い卵の冷蔵保存を同意した理由は不明だが、農場長は了承した事実を認めている。
読売新聞の取材に対し、農場長は「それまで冷蔵保存をしたことはなかったが、『どうしようもない』と思って許可した。その後、保存したことを忘れていた」と話している。また、組合によると、出荷された約5万個の卵のうち約1万個は組合が回収、約2000個はスーパーなどの販売店が廃棄処分したが、約3万8000個が販売されたという。(読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040112-00000401-yom-soci