2004年01月10日(土) 00時00分

緑茶の表示新基準　『静岡茶』は県内産１００％　 （東京新聞）

　県茶業会議所は九日、緑茶の産地表示の新基準を決めた。昨年十二月に日本茶業中央会が本年度試行している「緑茶の表示基準（改正試案）」を改善したのに沿って対応。「静岡茶」と表示する時は県内産の茶葉を１００％使った時だけに限り、県内産が５０％以上１００％未満の時は「静岡茶ブレンド」などとして表示を分ける。四月から実施する。

　同会議所は本年度、県内産７０％以上で「静岡茶」と表示できるとしていたが、基準を厳格にした。

　日本茶業中央会は、産地の範囲が都府県や市町村区域を超える場合は、各産地の関係者が範囲などの条件を定めるとする新たな規定を設けた。県内でも「川根茶」「掛川茶」などと地域産地を表示する場合があるため、同会議所は早急に各産地で地域産地の範囲など条件を協議してもらい、決定事項は公表していくことを決めた。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/siz/20040110/lcl_____siz_____005.shtml