2004年01月09日(金) 00時00分
牛肉原産地表示を調査 県と農政局(朝日新聞・)
米国で昨年12月、牛海綿状脳症(BSE)に感染した牛が見つかったことを受け、関東農政局山梨農政事務所と県は8日、県内のスーパーや精肉店が牛肉の原産地表示を偽っていないかどうか調査を始めた。
長崎県のスーパーで米国産の牛肉を国産と偽って販売していたことが分かったため、同様の問題が増えるのを警戒して、農水省が全国で調査をしている。1月中に県内のスーパーと精肉店のうち10店で抜き打ち調査を行う予定。
同事務所などはこの日、甲府市内のスーパーを抜き打ちで調査した=写真。同事務所の表示・規格指導官らが牛肉のパックを手に取り、原産地などが表示されているかどうかを確認した。
表示に偽りがあった場合はJAS法違反として立ち入り検査をする。改善命令を出したうえで業者名を公表する方針だ。同事務所は「消費者は不正表示に敏感になっている。信頼される表示を心がけて欲しい」と呼びかけている。
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http://mytown.asahi.com/yamanashi/news01.asp?kiji=6602
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