2004年01月09日(金) 09時11分
FBI、警察によるIP電話盗聴保証を要請(ITmediaニュース)
IP電話サービス提供企業には警察が加入者の会話を確実に傍受できるよう、ネットワーク対応を命じるべき——。米連邦捜査局(FBI)と司法省が米連邦通信委員会(FCC)に対し、こんな要請を行った。
FBIと司法省は先月FCCに宛てた書簡の中で、これが義務付けられない場合、「犯罪者、テロリスト、スパイが法律で認められた捜査の目を逃れるために、IP電話サービスを利用する可能性がある」と指摘している。
IP電話提供企業は概して警察への協力を約束しており、Level 3 Communicationsのように、FBIが求めている規制に反対しない方針の企業もある。一方、BullDog TeleworksやPingTone Communicationsなど小規模のIP電話会社12社でつくる業界団体などはFCCに対し、「現在、業界では多数の構想が進行中だ。FCCはこれに先んじて規制をかけるのではなく、こうした構成が成功できるだけの時間を与えるべきだ」と申し入れている。
http://www.itmedia.co.jp/news/ (ITmediaニュース)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040109-00000012-zdn_n-sci