2004年01月08日(木) 19時43分
警官名乗る電話で200万円だまし取る−−松本の主婦が被害 /長野(毎日新聞)
松本市の主婦が警察官を名乗る男から電話を受け、家族が起こした交通事故の示談金などの名目で約200万円をだまし取られる事件が起きていたことが、7日までに分かった。同様の電話は同市内で他に2件確認されており、松本署が詐欺などの疑いで調べている。
調べによると、昨年12月12日、同市の30代の主婦に「長野県交通課の警察官」を名乗る男から電話があり、「ご主人が事故を起こした。相手に電話するように」と伝えられた。教えられた番号に電話すると、事故の示談金を金融機関の口座に振り込むよう要求され、196万8000円を振り込んだ。
同月24日には77歳の主婦に、25日には34歳の主婦に同様の電話がかかったが、同署に確認するなどして被害を免れた。
同署は「このような電話を受けたら、慌てず一呼吸置いて警察に確認してほしい」と話している。【神崎修一】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040108-00000007-mai-l20