2004年01月08日(木) 14時34分
乳児2人に点滴誤投与、兵庫の病院が謝罪(日経新聞)
兵庫県香住町の公立香住総合病院(浦辺啓太院長)は8日、入院していた乳児2人に別の患者の点滴を投与するミスがあったと発表した。いずれもミスによる健康への影響はなく、2人は既に退院したが、病院は家族に謝罪したという。
同病院によると、昨年12月15日、気管支炎で入院した香住町内の生後9カ月の男児が抗生物質の点滴を受けた際、容器に別の患者の名前が書かれているのを家族が見つけた。すぐに取り外したが、医師に指示された量の倍の同じ抗生物質が投与されていた。
また同月11日、へんとう炎で入院中の香住町内の1歳の男児に水分補給の点滴をした際にも、別の患者のものを投与。家族が気付いたが、同じ薬剤だったため、投与を続けたという。〔共同〕(14:34)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20040108AT3K0801I08012004.html