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訪米中の中川経済産業相は7日、ベネマン米農務長官と会談し、米国で確認された牛海綿状脳症(BSE)問題について協議した。ベネマン長官は「米国の牛肉が日本の皆さんに食されるようにしていくことが重要だ」と述べ、米国産牛肉の輸入再開に期待感を示した。これに対し、中川経産相は「必要な措置を講じていくことが大事だ。急がば回れと考えている」と答え、米国での検査体制の充実などを求める考えを示し、具体的な進展はなかった。
ただ、経産相も「日本には米国産牛肉の需要がある。訪米する日本の調査団が専門的見地から検討し、次のステップに進むことが大事だ」とし、輸入再開に向けて日米が協力する必要性については、米国側と一致した。全頭検査など輸入再開の条件には言及しなかった。
BSE問題で日米の閣僚が会談したのは初めて。中川経産相は直接の担当閣僚ではないが、農水相経験もあることから、訪米に合わせて急きょ、米側が会談を要請した。
(01/08 11:53)