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使い方はサイトにアクセスし「事件か事故か」を選択した後、場所(住所や目印)、氏名、通報の概要−を書き込んで送信すると、同庁指令センターの指令を受けた警察官が現場に急行。同時に同センターの担当官が引き続き必要な質問事項を通報者に送信、メールでの対話で状況を詳しく把握できる。
携帯電話からの通報は、通報者が事件・事故の発生場所をうまく伝えられない場合も多いが、警視庁は一一〇番サイト運用とともに、昨年一月に導入された電柱や交通標識の管理番号によって現場を瞬時に把握する「管理番号システム」に、新たに信号機の管理番号も導入し、警察官の現場到着時間の短縮を図る。警視庁管内の昨年の一一〇番受理件数は約百八十二万件。このうち携帯電話からは全体の48%にあたる約八十七万件に上る。双方向のやりとりができるサイトは、警視庁のほか神奈川など三県警で実施されている。
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警視庁の一一〇番サイト運用について、NPO法人東京都中途失聴・難聴者協会の小川光彦事務局長は「以前からメールでの通報システムの必要性を訴えていたが、今回双方向で通報内容が確認できるのは安心につながる」と歓迎する半面、「携帯メールの入力には時間がかかる面もあり、これから検討すべき課題になるかもしれない」と話している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20040108/mng_____sya_____009.shtml