2004年01月07日(水) 13時01分
年次報告書に虚偽記載=財務良好と「粉飾」か−東ゼネに過怠金2000万(時事通信)
経産、農水両省から商品取引員の許可取り消し処分を受けた商品先物取引大手「東京ゼネラル」(本社福岡市)が、投資家らに公表している年次報告書の数字を虚偽記載し、財務内容を良く見せ掛ける「粉飾決算」をしていた疑いのあることが7日、分かった。業界団体の「日本商品先物取引協会」(日商協)は既に過怠金2000万円の制裁を科したという。
日商協によると、虚偽記載が行われたのは1999年3月期と2001年3月期の各年次報告書にある貸借対照表。短期借入金と長期借入金の一部を移し替える手口などで、流動資産が負債を上回るようにし、良好な財務状況を装っていた。 (時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040107-00000324-jij-soci