2004年01月07日(水) 19時30分
月額保育料を平均12・8%引き下げ 新年度から−−羽咋市 /石川(毎日新聞)
羽咋市は6日、新年度から市内にある保育所の保育料を月額で平均12・8%引き下げると発表した。引き下げ額は3歳未満で平均月額8000円、3歳以上で同3600円となり、最大引き下げ額は月額1万2500円。同市の保育料は現在は県内8市の中では中間程度の水準だが、引き下げで最低額になる見通しという。
市は保育所の統合計画を進めており、15カ所あった市立保育所が06年度までに8カ所になる予定で、統合後の運営の民間委託などに伴い、節減される運営費などを今回の保育料引き下げの財源に充てる。
国は05年度から10年間、国内の全市町村に少子化対策を義務付けており、同市は子育て世帯への経済的支援を1年間前倒しする形になる。
同市では、保育所統合で、経費節減が進むことになるが、国が公立保育所の運営費負担金を廃止する方向のため「さらに引き下げが進むかどうかは微妙だ」という。 【曽根田和久】(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040107-00000001-mai-l17